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映画【特捜部Q】をネタバレ&あらすじ有りで感想・レビュー!全シリーズの見る順番や原作も紹介!

『特捜部Q』とはデンマークの人気小説を映画化した北欧ミステリー映画作品です。
シリーズものでこの記事執筆時点では計5作品が映画化されていて、

  • 刑事のバディもの系
  • 猟奇事件系
  • 未解決事件系

のサスペンス作品が好きな人にオススメの映画シリーズです。

映画【特捜部Q】のあらすじ・ストーリー

カール・モルクは、未解決事件捜査班の特捜部Qに降格・配属された。というのは、応援を待たずに彼が強引に捜索に入り込んだ容疑者宅で銃撃を受け、モルクは重傷、同僚二人のうち一人は殉職、もう一人は再起不能の重傷を負うという失態を演じたからである。

モルクは未解決事件の捜査資料を整理する中で、自殺とされている資料に興味を持つ。女性で新進気鋭の政治家ミレーデ・ルンゴーで、ミレーデは弟との船旅の途中で行方不明となり、その後も何も発見されないまま船上からの投身自殺と結論づけられていた。しかし、モルクはミレーデが誘拐されたのではないかとの疑いを持った。モルクは助手のアサドとともに捜査を始める。捜査の過程でスウェーデン警察に協力してもらったのがバレて、職務の範囲をこえているとして停職処分を受け、身分証を取り上げられるが、それでも粘り強く調査を続ける。

wikipedia より引用

記念すべきシリーズ一作目のあらすじはこんな感じです。
この未解決事件の捜査資料を整理する部署の場所が地下室でカールが厄介払いされた感の雰囲気がとても良いのです。
この地下室から未解決事件を解決するまでの物語が始まります。

映画【特捜部Q】のシリーズを見る順番

前述の通り『特捜部Q』はシリーズものの映画でして、この記事執筆時点では計5作品が映画化されています。
それぞれの副題を時系列に並べると、

  1. 檻の中の女
  2. キジ殺し
  3. Pからのメッセージ
  4. カルテ番号64
  5. 知りすぎたマルコ

が特捜部Qの順番になります。
ちなみに、1作品で1つの物語が完結するので、シリーズを順番に観なくても楽しめるとは思いますが、順番で観たほうが人間模様やちょっとしたやり取り、登場人物の関係性が理解できてグッとくるシーンなどがあるので、個人的には1作目から順に鑑賞することをおすすめします。

映画【特捜部Q】のネタバレ有りの感想

※ここからはネタバレを含みますので注意!

管理人は北欧の刑事物エンタメ作品が好きなのでよく観るんですが、ここまでシリーズを通してちゃんと観た映画は初めての経験かもしれないです。
理由はいくつかあるんですが、まずはなんと言ってもシンプルに映画としての質が素晴らしい点。
同系統のエンタメ作品をドラマ、漫画、小説 etc、あらゆる媒体で味わってきた嗜好者の目線から言わせてもらうと、やはり際立つ魅力として挙げたいのは登場人物の味わい深さと現実味を感じさせてくれる役者陣の自然体な演技。

私が途中で手を引く作品の特徴というものに『妙なキャラ設定に寄せすぎた演技』ってのがあるんだけど、それが一切ないのがまず好点。
それとやはり外せないのが『不器用なオッサンとの距離が徐々に氷解する描写』は観ていてグッとくるものがありますよね。
主人公のカール・モルクなんか正に不器用なオッサンの代表格みたいな存在で、作中で何度も『なんでそんなこと言うかなぁ』『その気持ちは素直にちゃんと伝えよ??』って思っちゃうシーンばかりで、現実世界ではこんな面倒くさいオッサンの対応なんか基本したくありませんが、エンタメ作品の登場人物だと愛くるしいからアラ不思議ですね。

そんな現実世界だったら大分面倒な不器用親父のカールを慕ってくれる助手のアサドがマジ健気。
時系列で言うと結構後半の作中で、カールのあまりのクソ親父っぷりに超辛抱強い健気アサドにもついに見放されそうになるわけですが、そこでやっと本音を涙ながらに吐露するカールと硬い握手を交わすアサドがマジでハートウォーミング。
すっかりこのオジ様方のファンになってしまったので、是非とも今後ともシリーズが続いてくれれば嬉しいなぁと思ってます。

映画【特捜部Q】の原作

特捜部Qの原作はユッシ・エーズラ・オールスンという方の作品で、この記事執筆時点で8作品出ています。
まだ映画化されていない作品があるということは、今後も映像化が続くかもしれないということでファンは期待しながら待ちましょう!
楽しみです!

映画【特捜部Q】シリーズのまとめ

こんな感じで今回は映画【特捜部Qシリーズ】をご紹介させていただきました。
ヨーロッパの刑事物エンタメ作品はまだまだ好きなものがたくさんあるので、また別の機会に紹介させていただければと思います。

SNSでシェアしてくれるととても嬉しいので、そちらもよろしくお願いいたします🙇‍♂️

ではまた!

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