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映画【ヴィジット】をネタバレ有りで感想・レビュー!不気味で異様な祖父母の正体が予想外過ぎた!

POVホラー映画【ヴィジット】をネタバレありで感想をレビューします。
オチが『そう来たか!』って感じでけっこう楽しめたので、気になってるかたは参考にしてみてください。
かなり怖いです。

映画【ヴィジット】をネタバレ有りで感想・レビュー!不気味で異様な祖父母の正体が予想外過ぎた!

今回はPOVホラー映画【ヴィジット】をネタバレありで感想をレビューします。
この映画のオチを読める人ははたして何人いるのか?ってくらい個人的には予想外すぎてかなり楽しめました。

まずはあらすじ・ストーリーから。

映画【ヴィジット】のあらすじ・ストーリー

15歳の姉ベッカと13歳の弟タイラーは、一切付き合いがなかった祖父母からの誘いを受け、ペンシルベニアにある祖父母の家で月曜日から土曜日まで過ごすことを決める。

月曜日、2人は緊張しながら祖父母との初対面を迎えるが、すぐに打ち解け仲良くなった。祖父母の家に携帯電話の電波は届いていなかったが、持参したラップトップPCを家のネット回線に繋ぎ、ビデオ通話で旅行の出発準備をする母に無事を報告する。

wikipediaより引用

映画【ヴィジット】の登場人物&キャスト

  • ベッカ(オリヴィア・デヨング)
  • タイラー(エド・オクセンボウルド)
  • ママ(キャスリン・ハーン)
  • 祖母(ディアナ・ダナガン)
  • 祖父(ピーター・マクロビー)

映画【ヴィジット】をネタバレ有りで感想・レビュー

※ここからはネタバレを含みますので注意!

映画【ヴィジット】は、監督のM・ナイト・シャマランによる2015年製作のホラー映画です。
ストーリーは、祖父母の家で休暇を過ごすことになった姉弟が、祖父母の奇妙な行動に恐怖を感じるというものです。
また、ストーリー展開も巧妙で、約束の時間に合わせたドアの開閉など細かな演出が特徴的です。

子供2人を一人で育てているバツイチ母ちゃん。
この母ちゃんが19歳で家出をして以来約15年ずーっと連絡を取っていなかった両親がいるのですが、この両親がネットで母ちゃん(両親からすれば娘)の連絡先を知ります。
その両親(子供たちからすれば祖父母)から「孫たちに会いたい」と連絡が入ります。
キャスリン(母ちゃん)の子供ベッカとタイラーの姉弟はどうしても「会ったことのない祖父母のところへ行きたい」と言い出し、それをキャスリンは許可。
そして姉弟は電車を使って祖父母のもとへ会いに行きます。

で、祖父母の家に到着して大歓迎される姉弟。
優しい祖父母の家への滞在は1週間ほどの予定。
その一週間の滞在期間中に3つのルールを課せられます。

  • 楽しい時間を過ごすこと
  • 好きなものを遠慮なく食べること
  • 夜9時半を過ぎたら部屋から出てはいけない

その他には「地下室はカビがひっぱい生えてるので行かないほうがいい」と祖父から進言されます。

で、この祖父母、高齢のため就寝時間も早め。
祖父母宅に到着した日の夜、なかなか寝付けない姉弟。
お腹が空いてしまった姉ベッカは食べ物を取りに部屋を出ると何やら物音が…。
なんと祖母が嘔吐しながら徘徊している!
その姿を見かけしまい怖くなって部屋に戻ります。

翌朝祖父にその話をしてみると、「お婆ちゃんはおなかの風邪を引いたけどもう大丈夫だ」とのこと。
だがしかし!おかしなことは毎晩続く。
22時を過ぎると部屋の外から物音が聞こえ、覗きこむと様子がおかしい祖母が壁を引っかいたり地面を這うように動き回ったりしている驚愕の姿が。

姉弟は祖父の行動にも異変を感じはじめる。
物置小屋に汚物まみれのオムツを隠していたのを弟タイラーが発見。
祖母は「おじいちゃんは失禁の症状がある」と言うが、奇行はそれだけに留まらず、祖父突然「仮想パーティーに行く」と言い出したり、道にいた見知らぬ赤の他人に突如襲い掛かったりするのを目撃してしまう。(怖すぎ)
だんだん恐怖心が大きくなってきた姉弟は母にスカイプで相談するが、「そんなに心配しなくていい」と母は軽く言う。

そんな中、姉弟はある夜リビングにカメラを仕掛け祖父母の行動を観察してみると…。
というお話です。

個人的にはやはり真夜中の老人の奇行が抜群に怖かった。
過去記事で紹介した『テイキング・オブ・デボラ・ローガン』同様の、POVならではの、あたかも自分がそこにいるような「視聴者と演者の距離感」が抜群に不気味でヒリヒリしました。

夜中に嘔吐しながら徘徊したり全裸で家の壁を引っ掻く老婆の描写がめっちゃ怖いです。
見てはいけないものを見てしまったような、深淵を覗いたら覗かれていた的な。
こんな異常行動のやべー奴らと5日も生活を共にしなければいけない兄弟が置かれている状況を想像すると寒気だし絶望に打ちのめされますね。

よくよく考えたらこの映画、祖父母の家の中という限定的な状況下ということはソリッドシチュエーションに分類されるのか?

あとこれ視聴者の立ち位置的にはやべー祖父母に預けられた兄妹に感情移入しがちだけど、作中でその異常性に気づいた親の立場、感情も尋常なないくらいに恐怖だよな。

とにかくおばあちゃんの奇行がめっちゃ怖い作品ですが、オチとしては実の祖父母は対峙していた夫婦に◯害されていた、ということです。

祖父母の正体は?

じゃあこの偽の祖父母の正体は誰なんだよ?ってことですが、実は精神病院から抜け出した患者たちです。
本編中にいくつか伏線が張られているんですが、本物の祖父母は精神病院でカウンセリングのボランティアをしていたんですね。 
ぜひ本編中の伏線を探してみてください。

映画【ヴィジット】のまとめ

こんな感じでPOVホラー映画【ヴィジット】の感想を終わります。
主人公兄弟が祖父母と一度も会ったことがない、という前提ありきのプロットですが、斜め上を行っていて楽しめました。
他にも怖い老婆が登場する『テイキング・オブ・デボラ・ローガン』も面白かったので、よかったらそちらの記事も参考にしてみてください。

この作品でM・ナイト・シャマラン監督が好きになったので、他の作品もチェックしてみます。
面白い作品があったらまた紹介しますね。

SNSでシェアしてくれるととても嬉しいので、そちらもよろしくお願いいたします🙇‍♂️

ではまた!

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